▶劇団・団体・ユニット名
劇団演奏舞台
▶公演名
劇団創立50周年記念公演Ⅱ
寺山修司没後40年記念認定事業
公演80『 白夜 』
An Intermezzo 一幕劇のための作品
▶公演日程
2023年4月
14日(金)19:00
15日(土)14:00/19:00
16日(日)14:00
▶上演時間
約1時間40分
▶公演場所
演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA
・東京都千代田区九段北1-10-2 タイヤビル5階
・東京メトロ・都営地下鉄「九段下駅」7番出口から徒歩3分/5番出口から徒歩5分
▶公演情報・問合せ先(HPアドレスやメールアドレス等)
◆料金
・一般:3,000円
・学生:2,000円(※中学生以下無料)
※お席には限りがございますので、お早目のご予約をお願いいたします。
◆注意事項
・演出の都合上、劇中に喫煙シーンがございます。使用するのはタバコに似た形状の「ネオシーダー」という医薬品(咳止め薬)ですが、予めご理解の上ご予約・ご来場をお願いいたします。
◆ご予約
下記予約専用サイトよりお待ちしております。
予約サイト:https://coubic.com/ensoubutai/432182
▶見どころ・自画自賛のシーン・注目のワンシーン
(あらすじ)
ー釧路の北海岸。荒涼と海鳴りが轟いているー
高度経済成長の足音が響き出した頃。
安宿にやってきた一人の男。
彼は、失踪した女を探して5年間
日本各地の旅館を訪ねまわっていた。
「あれは海猫の声だ。まだ弓子は見つからないのに、やっぱりあれは啼いている!」
なぜ女は失踪したのだろうか
なぜ男は5年もの間彼女を探し続けているのだろうか
あの頃の若者は何を感じて生きていたのか ー
「弓子はどこへ行ったのだ?本当に弓子はどこへ行ったのだ。」
寺山修司、26歳の作品。
ーこの世で一番怖ろしいのは、怪物でも戦争でもなく「何も起こらぬこと」ではないかー
寺山修司没後40年・劇団創立50周年を記念し、満を持しての再演!
▶劇団のコンセプト
― 劇団演奏舞台とは ―
1973年6月に、劇作家・三好十郎主宰「戯曲座」系列の「劇団炎座」に所属していた久保田猛を中心に結成されました。今年で創立50年を迎えます。
旗揚げ公演より舞台に生演奏のバンドを導入し、劇中の音楽・効果音を生の楽器で奏でるなど、当時としては珍しいスタイルの演劇を展開しました。演奏舞台特有の臨場感溢れるサウンドと芝居とのコラボレーションは今もご好評を頂いています。
結成以来、オリジナル創作劇、現代劇、および日本の古典劇(近松劇・能狂言)の現代劇化作品の上演を中心に活動して参りました。
2007年、浅井星太郎が劇団代表を引き継いでからは、「演者」と「音楽」そして、「照明」「空間」「観客」を含めた舞台全体のさらなる融合に力を注ぎ、新たなジャンルにも挑戦し続けています。
上演作品の種類は多岐にわたりますが、ただ「良かった」では終わらず、劇場を出たあと少しだけ世界を見る目が変わるような作品づくりを目指しています。
▶劇団の目標
「演者・音・光・空間・観客が一体となる舞台を」
魅力的な媒体が数多く存在し、誰でもコンテンツを生み出すことのできるこの時代。
いつでもどこでも楽しみたい時に楽しみたいだけ。湯水のように新しいものが生まれ、流行し、そして飽きられると消えていく。
いい悪いは別として、芝居も、音楽も、エンターテイメントは『消費』の世界になっているような気がしています。
ではそんな中、わざわざ所定の時間に、所定の場所に出向いて、入場料を支払って鑑賞する「演劇」の良さとは何でしょうか。
我々は、冒頭掲げた標語のその瞬間、舞台全体が一体となるその瞬間が、「演劇」の魅力だと考えています。
舞台離れが叫ばれるようになってから、もう随分とときが経ちました。
我々においても、コロナ禍により活動休止を余儀なくされ、動員数も以前と比べると大幅に少ない状況が続いています。劇団員の数も随分と減りました。
しかし、たとえ一人でも劇場に足を運んでくださるお客様がいるのなら、あらゆることを妥協せず、今後も真摯に作品作りに励んでいきたい。
そして願わくは、より多くのお客様と舞台を共有し、現代に生きる人たちが忘れかけていることを、ふと考えるきっかけになるような場所でありたい。
そんな思いで、これからも一所懸命に活動を続けてまいります。
▶活動範囲や主な稽古場所など
演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA
・東京都千代田区九段北1-10-2 タイヤビル5階
・東京メトロ・都営地下鉄「九段下駅」7番出口から徒歩3分/5番出口から徒歩5分
▶劇団員・研究生の募集はしていますか?
附属養成所「ACTORS LABORATORY」にて、半年間の実習生を募集しています。(毎年4月・10月開講)
※実習期間終了後、劇団研修生として入団も可能。他劇団・プロダクションへの移籍も自由
また、お気軽にお越しいただける短期演技ワークショップや、マンツーマンの個人レッスンも開催しております。
レッスン日の相談は柔軟に応じますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
詳細は下記公式HPより
https://g-ensoubutai.com/workshop
▶最後に意気込みをどうぞ!
劇団創立50周年記念公演Ⅱ&寺山修司没後40年記念事業の一貫として、
寺山修司氏26歳の頃の初期作品『白夜』を上演いたします。
今もなお演劇界から絶大な支持を得る、寺山修司独特の世界感。
彼の紡ぎ出した物語から自立する役者、そして観客の皆様と一緒に作り出す臨場感。
また、演奏舞台独特の、役者の息遣いに同調したオリジナル即興演奏&ライティングも見どころです。
その時その瞬間でしか味わうことのできない舞台を、ぜひお楽しみください。